◇アーティスト

●寺尾紗穂

1981 年東京生まれ。2007 年ピアノ弾き語りアルバム「御身」でデビュー。大林宣彦監督の 「転校生 さよならあなた」、安藤桃子監督の「0.5 ミリ」など主題歌の提供や CM 楽曲制作(KDDIJA共済、PGF生命ほか)、新聞(日経、北海道新聞)やウェブでの連載も多い。

 

オリジナル の発表と並行して、土地に埋れた古謡の発掘、リアレンジしての音楽発信をライフワークとし、『ミュージック・マガジン』誌での「寺尾紗穂の戦前音楽探訪」を連載中。松本・浅間温泉の「ユアリテ」(2021)や高知・須崎の「現代地方譚」(2022)など各地のアート・プロジェクトに招聘され、リサーチを経ての表現活動も増えている。

 

2022 年ドキュメンタリー「Dear にっぽん」(NHK)のテーマ曲に「魔法みたいに」が選ばれ、教科書『高校生の音楽(教育芸術社)にも同曲が掲載される。10枚目のアルバム「余白のメロディ」は『ミュージック・マガジン』の年間ベスト(ロック部門)の10枚に選ばれた。2023年オランダのアーティスト Charlotte Dumas の映像作品にピアノ即興曲を寄せ、写真集『Ao 青』にもQRコードで音源を収録。

 

最新刊は『日本人が移民だったころ』(河出書房新社) 、アルバム近作は「余白のメロディ」、写真家・石川直樹、映像作家・三好大輔と作ったインスト・アルバム「流した涙の数だけ美しい虹がたつ」。あだち麗三郎、伊賀航と共に 3 ピースバンド「冬にわかれて」でも活動を続けている。

 

http://www.sahoterao.com/


●新人Hソケリッサ!

ダンスグループ 。振付家アオキ裕キが「生きることに日々向き合う身体」を求め2005 年より路上生活経験者を募り、第一回公演「新人H ソケリッサ!」を2007 年に行う。

 

近年では2017-2018にて東京近郊全13カ所に渡るパフォーマンス「日々荒野」ツアー、続いて横浜東京全8カ所に渡る2021-2022「路上の身体祭典 H!」横浜東京路上ダンスツアーを開催、屋外を中心とした環境にてパフォーマンス提供を続けている。コニカミノルタソーシャルデザインアワード2016、グランプリ受賞。 活動を追ったドキュメンタリー映画「ダンシング・ホームレス」2020年より全国上映開始。

 

https://sokerissa.net/


●三輪二郎

1976年横浜生まれサンパウロ育ち。ボーカル、ギター、作詞作曲。横浜でいくつかのブルースバンドを渡り歩きシンガーソングライターとして2008年「おはようおやすみ」でデビュー。先天的なブルージーさと独自のポップ感覚を併せ持つうたは評判を呼ぶ。

 

2010年、豊田道倫プロデュースアルバム「レモンサワー」、2014年ショーロクラブ沢田穣治プロデュースで傑作「III」、2019年、伊賀航と北山ゆう子と「しあわせの港」を発表。ギタリストとしての評価も高く盟友・前野健太を始め川本真琴、大森靖子などのアルバムやライヴに客演。2019年大野大輔監督、松本穂香主演映画「アストラル・アブノわーマル鈴木さん」の主題歌「ひなたぼっこ」を担当。2022年アナログ盤のみでベストアルバム「Essentials of MIWA JIRO」をリリースした。

 

https://www.miwajiro.com/


●池間由布子

CD

2012年『エクスキューズ、ミィ』

2014年『しゅあろあろ』

2017年『明るい窓』

2020年『My Landscapes

 

 

LP

2018年『野となり山となる』

2021年『My Landscapes

 

などリリース。

 

https://ikemayukoinfo.wixsite.com/home/who


●川村亘平斎

影絵師・音楽家。1980年、東京生まれ。インドネシア・バリ島の伝統影絵【ワヤン・クリット】を現代的な文脈で捉え直し、新たな芸能のカタチを模索し続ける影絵師。世界各国で影絵と音楽のパフォーマンスを発表。日本各地でフィールドワークやワークショップを行い、土地の記憶を手がかりに影絵作品製作。その他、切り絵や映像制作、映画・CM等への楽曲提供など幅広く活動している。

 

ガムランを使った音楽ユニット【滞空時間】主宰。

 

平成28年度第27回五島記念文化賞美術新人賞受賞。北海道庁主催『北の絵コンテ大賞』受賞(2021)。テレビ東京「東京交差点」出演(2022)、影絵芝居「福田うみやまこばなし」(瀬戸内国際芸術祭 / 2022)、ストラヴィンスキー「兵士の物語」(演出・出演 / 東京藝術大学 /2022)。

 

https://www.kawamurakoheysai.com/